日本高血圧協会とは
特定非営利活動法人 日本高血圧協会(The Japanese Association of Hypertension:JAH)は高血圧に関する正しい知識を国民の皆様に普及し、高血圧予防の推進と治療の促進を図ることを目的に、2005年に設立され、2006年4月から活動を開始しました。
高血圧は世界で最も多い病気で、日本でも約4500万人、つまり国民の約1/3が罹患し、予備軍(高血圧前症)まで含めると国民の過半分が危険に晒されているという国民病であります。しかし、ほとんど無症状であるために軽視されがちで、たとえ治療していても降圧目標(140/90mmHg未満)の達成率は半分にも達していません。その結果、脳卒中や心筋梗塞・心不全・腎不全などに陥るケースが後を絶たず、国民の福祉や医療経済上も重大な問題になっています。
一方、学問としての高血圧の研究は20世紀末までに長足の進歩を遂げ、その成果を実地に完全応用すれば、今や高血圧はほぼ完全にコントロール可能な病気になっています。
この様に進歩した学問の成果を国民に還元して、社会の現状と学問とのギャップを埋める、という純然たる公益を目的とした慈善団体的な組織として、本協会が立ち上げられました。
私たちは、広く国民の皆様の健康、医療、福祉の向上に寄与することを願っています。
ご挨拶
このたび、特定非営利活動法人 日本高血圧協会理事長に就任いたしました。
これまで理事長として種々ご尽力いただきました島本和明先生の後を受け、さらに一層、協会活動を発展させるべく尽力したいと存じます。
私たちは、国民の皆様に「高血圧を正しく理解していただく」ために活動しています。高血圧の研究調査で日本をリードされている日本高血圧学会とも協調して、知識の普及、啓発に努めております。
『高血圧は、ほぼ完全にコントロール可能な病気です。』ということを国民の皆様に知っていただき、高血圧の予防と治療に向き合っていただくことこそが私たちの活動の目的です。
日本における高血圧の方の人口は4300万人と推定されています。
そのうち高血圧の基準値よりも低い値に血圧がコントロールできている人は約27%とされています。カナダ、米国、ドイツ、韓国ではこの値が50%を超えています。
現在の私どもの活動は、高血圧は治療すべき「高血圧病」という重大な病気であるという正しい知識を普及すること、家庭血圧測定や減塩に代表されるご自身でできる対策を支援することを中心に行っています。
具体的には、市民公開講座の開催、安価な血圧手帳の提供、ホームページでのQ&Aコーナーの充実です。
日本において3000万人以上の方が、高血圧治療の恩恵を十分に受けていない状況を改善し、国民の皆様の健康長寿に少しでも貢献したいと思っています。
高血圧協会は、全国を9ブロックに分けて活動しています。
第16期を迎え、理事17名、監事2名、ブロック世話人9名、支部長48名、副支部長5名での全国体制で活動して参りますので、今後とも皆様の一層のご協力、ご支援を宜しくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人
日本高血圧協会
理事長樂木 宏実
事業紹介
高血圧の予防と治療に関する知識の普及、啓発
会員向け会報の発行、血圧手帳、本ホームページ、ブログ、各種SNSを通じて高血圧の予防と治療に関する知識の普及と啓発を行っています。


高血圧に関する調査研究事業
国際高血圧学会(ISH)の調査事業である May Measurement Month(MMM)に日本高血圧学会と共同参画

世界高血圧連盟への協力事業
同連盟制定の「世界高血圧の日」(5月17日)前後に市民公開講座を全国8か所で開催
